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2008年09月01日(月) 09時08分

東南海・南海地震を初想定=近畿など9府県と連携−政府防災訓練時事通信

 「防災の日」の1日、大地震の発生に備えた防災訓練が各地で行われた。政府は近畿地方を中心とした9府県と連携し、東南海・南海地震を想定した総合防災訓練を実施。同地震を対象とした政府の防災訓練は初めてとなる。首相官邸では全閣僚が参加し、一連の初動対応を確認した。
 官邸の政府訓練では、午前6時30分ごろに和歌山県南方沖でマグニチュード8.6、最大震度7の地震が発生し、東海地方から九州地方にかけた広い範囲で地震と津波による被害が出ていると想定。午前7時に関係省庁の担当者による緊急参集チームが招集され、対応を協議。その後、臨時閣議を経て緊急災害対策本部会議が開かれた。会議では、福田康夫首相と大阪府の橋下徹知事がテレビ会議で連絡を取り合った。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000017-jij-pol