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2008年09月01日(月) 08時57分

児童に「大丈夫だから」=教頭免職の小学校で始業式−汚職事件の大分時事通信

 大分県教育委員会の教員採用・昇任試験をめぐる汚職事件で、矢野かおる被告(51)=贈賄罪で起訴=が教頭を務めていた佐伯市立重岡小学校(山城豊校長)で1日午前、始業式が行われた。矢野被告の懲戒免職により空席だった教頭職には、奥田悦生教諭が着任した。
 集団登校する児童の中には硬い表情で足早に校内に走り込む姿も。保護者が車で送り届ける光景も見られた。校門前には教職員が旗を持って立ち、「大丈夫だからね」と肩に手を当てたり、「夏休みの自由研究、すごいね」などと声を掛けたりして、児童をかばうように校内へ入った。 

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