記事登録
2008年08月31日(日) 00時08分

東海・関東中心に大雨続く、被害拡大読売新聞

 本州付近に停滞した前線の影響で30日、東海、関東地方を中心に全国的に強い雨が降り続いた。気象庁によると、31日も雨が降るところが多く、土砂災害や河川増水の注意を呼びかけている。

 同庁によると、千葉県我孫子市で30日午後7時10分までの1時間雨量が104・5ミリと、同地点での史上最高値を記録。これは8月1か月間の平均雨量にほぼ匹敵する。24時間雨量は、同8時30分現在、東京都世田谷区200ミリ、三重県鳥羽市207・5ミリ、静岡県伊豆市203ミリだった。

 総務省消防庁のまとめでは、28日からの大雨の被害は、床上・床下浸水が25都道県に拡大した。

 千葉県では31日午前0時現在、柏市や我孫子市などで床上浸水37棟、床下浸水146棟の被害が出た。また、97か所で道路が冠水して車両5台が水没したほか、土砂崩れが4か所で確認された。茨城県でも、取手市など南部を中心に床上、床下浸水が計18棟。31か所で道路冠水して車両16台が水没した。このうち11か所が通行止めになった。土砂崩れも3か所で確認された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000000-yom-soci