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2008年08月31日(日) 19時33分

<米大統領選>オバマ氏支持率、マケイン氏をリード毎日新聞

 【セントポール(米中西部ミネソタ州)及川正也】米ギャラップ社が30日発表した米大統領選調査で、民主党のオバマ上院議員の支持率が、28日に閉幕した同党全国大会後に49%に上昇、共和党内定候補のマケイン上院議員の41%に8ポイント差をつけてリードした。大会直前は45%同士で拮抗(きっこう)していたが、大会を踏まえオバマ氏側に「跳躍効果」があったとみられる。

 激戦から一歩抜け出した形だが、92年の民主党大会後、16ポイントも上昇したクリントン前大統領には遠く及ばない。またラスムセン調査ではオバマ氏のリードは4ポイントと小差。9月1日に開幕する共和党全国大会後にはマケイン氏の支持率が上昇するとみられ、オバマ氏の伸び率は十分ではないとの見方もある。

 また、USAトゥデーとギャラップ社の調査では共和党副大統領候補内定者のアラスカ州のペイリン知事について51%が「知らない」と回答。「副大統領にふさわしいか」の質問でも民主党副大統領候補のバイデン上院議員57%に対しペイリン氏は39%にとどまった。知名度の低さが支持拡大の壁になっているようだ。

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