記事登録
2008年08月30日(土) 08時26分

新銀行東京4−6月期決算(単体) 最終赤字37億円フジサンケイ ビジネスアイ

 新銀行東京が29日発表した2008年4〜6月期決算(単体)によると、不良債権処理が引き続き高水準で、最終損益は37億円の赤字(前年同期は36億円の赤字)となった。

 経費削減や貸倒引当金の戻り益の発生で、本業のもうけを示す業務純益は6億円となり、前年同期(13億円の赤字)から改善した。

 ただ、従来の融資拡大路線の反省から、圧縮を目指している貸出金残高は2576億円。今年3月末より171億円増加しており、依然として高水準が続いている。預金は3668億円で3月末より89億円減少。累積損失は1053億円となり、3月末の1016億円から37億円拡大した。

 09年3月期の業績予想では、126億円の最終赤字を見込んでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080830-00000012-fsi-bus_all