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2008年08月29日(金) 09時00分

7月の消費者物価2.4%の大幅上昇=ガソリンや食料品の値上げ響く時事通信

 総務省が29日発表した7月の全国消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が102.4と前年同月比2.4%上昇し、10カ月連続のプラスとなった。ガソリンなどのエネルギー関連や食料品の値上げが主な要因で、上昇幅は前月から0.5ポイント拡大。消費者の負担感が一層高まると予想される。
 2.4%の上昇は1997年10月以来の高い伸び。消費税率引き上げの影響が残っていた時期(97年4月〜98年3月)を除くと、92年6月以来、16年1カ月ぶりの大幅な上昇を記録した。 

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