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2008年08月29日(金) 22時47分

<情報流出>日本原燃の議事録などがウィニー介し毎日新聞

 日本原燃(青森県六ケ所村)は29日、50代の男性幹部が所有するパソコンがファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてウィルスに感染し、社内会議の議事録や業務分担に関するメモが社外に流出したと発表した。機密の重要情報は含まれていないが、同社のデータ流出は初めてという。

 流出したのは、今年1月に公表された関西電力美浜原発(福井県美浜町)の検査装置プログラムのミスに関する社内会議の議事録と、社員の所属と名前を記したメモ。幹部が、自宅で作業をしたのが原因らしい。今月9〜10日に流出した可能性が高い。同社は、個人のパソコンを業務用に使うのは禁止しており、処分を検討している。【野宮珠里】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000164-mai-soci