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2008年08月27日(水) 00時00分

裁判員制度を法曹三者が解説中国新聞

 来年5月に始まる裁判員制度への理解を深めてもらおうと、山口県内の法曹三者のトップがそろって26日、山口市小郡下郷の県JA会館で、県内の各JA女性部のリーダーら約180人に仕組みや意義を解説した。山口地裁の下田文男所長、山口地検の吉川興治検事正、県弁護士会の内山新吾会長が、女性部員190人を対象にした地裁のアンケート(158人が回答)を基に、Q&A形式で進めた。

 最も多かった「人を裁く自信がない」との不安には「1人ではなく裁判官3人と裁判員6人が意見を出し合い結論を出す」、「法律の素人が参加して大丈夫か」には「検察官や弁護人が問題点を示すので、経験を基に発言してもらえれば」などと答えた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808270031.html