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2008年08月26日(火) 00時00分

マスコミ論講座がスタート中国新聞

 中国新聞の記者らによる現代マスコミ論講座が25日、広島市東区の比治山大で始まった。中国地方の大学・短大など30団体でつくる教育ネットワーク中国と、中国新聞社の包括的連携協力協定による初の事業。

 初日は編集、広告、販売の各担当者が、新聞社の仕組みについて講義。マスコミ学科や教育ネットワークの加盟校の学生約45人が受講した。

 宮田俊範編集委員室長(48)は、取材から発送までの製作工程や地方紙の役割を解説。「地域の将来を考えるうえで役立つ、地元密着の情報をきめ細かく伝えたい」と話した。

 講座は新聞の社会的な意義を考えるのが目的で、28日まで全15回。同社担当者12人と比治山大教授1人が講師を務め、取材や写真撮影の実習もある。来年度以降も加盟校で開く予定。

【写真説明】紙面を示して新聞の製作工程を説明する宮田編集委員室長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808260037.html