記事登録
2008年08月25日(月) 07時31分

米アップルの曲配信、接続不能に=チベット擁護のアルバム原因か−中国時事通信

 【シリコンバレー24日時事】米アップルのインターネット音楽配信サービス「アイチューンズ」運営サイトに中国で接続できないことが24日、分かった。ニューヨークに拠点を置く人権活動団体はチベット独立を擁護するアルバムが原因と指摘している。AFP通信などが報じた。
 アルバムはスティングやアラニス・モリセットら欧米の著名歌手が曲を提供した「ソング・フォー・チベット」(全20曲)で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世のメッセージ付き。
 米英など計6カ国の五輪出場選手複数が中国入国前にダウンロードしており、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」への配信を「入国後も試みた選手を中国当局が把握、問題視したため」(同団体幹部)との見方が浮上した。中国当局者はコメントを拒否した。 

【関連ニュース】
〔写真特集〕チベット問題
仏大統領夫人と面会=「チベット抑圧続く」と主張-ダライ・ラマ
「中国軍発砲で140人死亡説も」=ダライ・ラマ、真の自治要求-仏紙
ダライ・ラマ、フランス入り=サルコジ大統領とは会談せず
ソフトバンク携帯の転入急増=番号継続制でiPhone効果-7月

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000012-jij-int