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2008年08月21日(木) 12時00分

「未来の住」を構想する:画像ギャラリーWIRED VISION

[カリフォルニア州パサデナにあるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインは2007年7月、Vitra Design Museumとの共同企画で『Open House: Architecture and Technology for Intelligent Living』(オープンハウス——知的生活のための建築と技術)を開催。世界のさまざまな建築家グループが、10のプロジェクトを提案した(日本語版記事)。

この画像ギャラリーでは、上記展覧会で紹介された、生物学と環境技術が融合した、新たな空間体験の場としての未来の家を構想する、風変わりな住宅プランの数々を紹介する。]

壁で水を浄化するクラゲの家
『Jellyfish House』(クラゲの家)は、雨水を集め、家の中からの排水とともに、二酸化チタンと紫外線によって壁の内部で濾過する。この処理工程は、現在海底油田の掘削装置で使用されているものだ。Jellyfish Houseを設計した建築スタジオIwamotoScottのLisa Iwamoto氏とCraig Scott氏は、そのアイディアをクラゲから得た。「クラゲは、個々の細胞が特定の機能に特化している生物の1種だ。私たちの初期のデザインには、大きな背骨のように中央に集まる水濾過回路があったが、クラゲを調べ直したところ、水濾過は家の皮膚の中を走る分散ネットワークにした方がいいとわかった」と、Iwamoto氏は語る。壁は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイで覆われ、「MOTE」(モート)と呼ばれる小型無線センサー端末兼ネットワークを使って住宅の機能を制御する。「携帯情報端末(PDA)を持ち歩いてコントロールするよりも、ずっと包み込まれる感覚になる」とIwamoto氏は述べている。(2)はこちら
Illustration: Iwamoto Scott

WIRED NEWS 原文(English)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000003-wvn-sci