サイバー犯罪の検挙、大幅増＝上半期、最多を更新−警察庁（時事通信）

2008年08月21日(木) 10時12分

　情報技術を利用したサイバー犯罪の今年1〜6月の検挙件数は前年同期比21．2％増の2192件で、大幅に増えたことが21日、警察庁のまとめで分かった。上半期ベースで過去最多を更新した。サイバー犯罪に関する相談の受理も16．5％増の3万8506件で、同庁は「ネットの普及で利用者が増え、犯罪に巻き込まれる人も増えているのでは」と分析している。
　サイバー犯罪のうち、インターネット・オークションで代金を詐取するなどしたネット利用の詐欺が19．0％増の583件。ネット上でわいせつ行為に合意するなどした児童買春や青少年保護育成条例違反は28．6％増の495件だった。　

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