記事登録
2008年08月21日(木) 12時00分

Google、「404 Not Found」ページに情報を追加するウィジェットITmediaニュース

 米Googleは8月19日、URLの入力ミスやリンク切れ、ページ削除などによって表示される「404 Not Found」のページをカスタマイズし、ビジターを目的のページに誘導するためのウィジェットをリリースした。同社のWebサイト管理者のためのサイト「Google Webmaster Central」の公式ブログで発表した。

【他の画像を含む記事】

 通常の404 Not Foundページは「ページが見つかりません」と表示されるだけで、これではせっかくのビジターを逃してしまいかねない。このウィジェットに正しいURLを含むリンクや、ペアレントサブディレクトリへのリンク、サイトマップ、サイト検索クエリーの提案や検索ボックスなどの情報を追加して自分のサイトの404 Not Foundページに組み込んでおくことで、ビジターをサイトに誘導できるようになる。

 公式ブログによると、ウィジェットを追加するには、GoogleのWebサイト管理者向けツールWebmaster Toolsの「Enhance 404 pages」でJavaScriptスニペットを生成し、自分の404ページのコードにコピー&ペーストする。404 Not Foundページ全体の外観を変更することもできる。ただし、このウィジェットは現時点ではあくまで試作品の段階にあるという。

【関連記事】
→ 「Google」 最新記事一覧
→ 「ウィジェット」 最新記事一覧
「404 Not Found」ページのカスタマイズツール、MSから
リンク切れページを復活してくれるFirefoxエクステンション
Google、Web管理者向けツールにリンク情報機能を追加

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080821-00000040-zdn_n-sci