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2008年08月20日(水) 15時39分

オリンピックは「金」以外はメダルではないのか、わたしも一言ツカサネット新聞

先日の投稿で、「金」メダルに固執したオリンピックの様子についての記事が投稿されていました。わたしも同じ気持ちを持ち今回投稿します。何故ならば、この方が記事を投稿した後に、興味をひくニュースが流れたからです。

スウェーデン、レスリングの代表選手が、なんと表彰台で銅メダルを拒否、自分は金メダルのために訓練してきたので、「銅」なんかいらない、と言い放ったとの報道がありました。このニュースには正直大変驚きました。その記事に対するコメントも様々でした。

中にはこだわりを見せ、「金」に対する執着心を評価し、勝負の世界の厳しさと、その強さを評価する意見もありました。確かに彼のそのこだわりには、妥協を許さない努力が隠れていることでしょう。一方、判定に対する不服から始まったこの事件、スポーツマンシップにかける、とか、やはりオリンピックの意義にそぐわない、との意見も多かったのです。どちらにしても、表彰台でメダルを投げてしまうのはどうかと思いますが…。

そしてタイやインドの金メダリストのニュースも聞きました。国からの報奨金が出て、その恩恵が一生与えられるといったニュースです。タイでは多額の報奨金が払われます。ただ浪費を恐れ、政府が分割で毎月支給するとのこと、そしてインドでは飛行機嫌いのこの選手、列車に一生タダで乗れるそうです。生活が苦しい人の中には、その報償を目的として努力するようになる人もいるでしょう。やはりもともとの意義は薄れているようですね。そして勝つために、ドーピングに走る選手、今回もすでに北朝鮮の選手にこの問題が発覚しました。

確かにオリンピックの本来の姿は形を変えてきているのかもしれません。それがいいのか悪いのか、ただ純粋にレベルの高いスポーツを楽しみ、その業を楽しんでいる姿から、報償や生活のためそして商業ベースが底辺に関係している姿に変わっていることも、是非はともかく事実は否めません。

でも一言言えることは、やはり世界レベルのスポーツはすばらしい、頂点を目指し一生懸命努力する選手達を見ていると心が晴れる想いがします。少なくとも見ている方は「金」にこだわるオリンピックではないことは事実ですね。


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(記者:タイ太郎)

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