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2008年08月19日(火) 19時29分

<アイポッド ナノ>過熱・焼損事故が17件 やけど2件毎日新聞

 米アップル製のデジタル音楽プレーヤー「iPod nano(アイポッド ナノ)」の過熱・焼損事故が17件起きていることが経済産業省のまとめで分かった。うち2件は利用者が軽いやけどを負っており、同省は注意を呼びかけている。

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 経産省によると、今月3日に東京都葛飾区で同製品(型式MA099J/A)が充電中に過熱。本体表面が変形し付近にあった紙が焦げた。「MA004J/A」「MA005J/A」「MA107J/A」の型式でも、05年9月から今年5月までに、同様の過熱・焼損事故が計13件あり、少なくとも2件は充電中だった。

 同社は、バッテリーに欠陥がある場合、充電を繰り返すと内部でショートし最高で200度まで過熱する可能性があると報告しており、同省はバッテリーに事故原因があるとみている。

 事故があった4型式は「第1世代」と呼ばれており、05年9月から06年9月までに計約181万台販売された。製品を輸入・販売したアップルジャパンはリコールはせず、事故があれば個別修理で対応するという。【奥山智己】

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