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2008年08月17日(日) 11時01分

登下校情報:パスモで管理、通過時刻をメール配信 小田急と玉川学園が導入へ /東京毎日新聞

 ◇学校あんしんグーパス−−来年4月
 小田急電鉄(新宿区)と玉川学園(町田市玉川学園)は来年4月、IC乗車券「パスモ」利用の登下校情報管理システム「学校あんしんグーパス」を導入する。小田急線駅の自動改札機や学校内の専用端末にパスモをかざすと、保護者の携帯電話メールに通過時刻が自動配信される仕組み。小田急は今後、沿線の他校にも導入を働きかけていく。
 玉川学園が昨年、小田急に「パスモを利用したセキュリティーシステムを作れないか」と依頼し、システムの開発を進めてきた。
 玉川学園でグーパスを利用するのは小学1〜6年生までの約1000人。児童が自宅最寄り駅と学校最寄りの玉川学園前駅で自動改札機を通過した時と、校舎への出入りに合わせて専用端末にパスモを当てた時に、情報が学校側の管理サーバーに送られる。希望する保護者は携帯メールを通じて子供の動向を把握できる。自宅の最寄り駅が小田急線でない場合は、小田急線に乗り換えた時刻が通知される。【堀智行】
〔都内版〕

8月17日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000019-mailo-l13