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2008年08月15日(金) 23時04分

県総合生協 個人情報9558件流出読売新聞

 県総合生活協同組合(新潟市、田才栄敏理事長)は14日、取引先や組合員の個人情報9558件がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じてインターネット上に流出したと発表した。システム開発を委託している会社の男性社員(53)が個人情報を無断で持ち出し、私有パソコンからネット上に流れた。これまでに不正利用された情報はないという。

 発表では、男性社員は2003年、光磁気メディア(MO)で情報を持ち出し、私有パソコンに取り込んだ。パソコンがコンピューターウイルスに感染し、08年4月までに情報が流出した。流れた個人情報は、取引先の法人や個人の口座名義や組合員の氏名、生協の役職員の氏名など。

 同生協は担当の役員、管理職計5人を減俸・減給の処分とした。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080814-OYT8T00918.htm