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2008年08月13日(水) 18時07分

<教育目安箱>政府規制改革会議が設置 不満や改善策を募集毎日新聞

 政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は13日、教員採用や昇任・異動に関する不満や改善策を教育関係者らから募集する「教育目安箱」を設置した。ホームページ(HP)と郵送で意見を受け付け、年末にまとめる第3次答申で再発防止策や制度改善を提言する。

 規制改革会議の前身の規制改革・民間開放推進会議は05年、「教員採用の公正性の確保」を答申したが、大分県の教員採用試験を巡る汚職事件を受け、政府の取り組みが不十分だったと判断。ほかにも同様の不適切な人事慣行がないかを独自に調べることにした。「教職大学院修了者の採用優遇撤廃」など、現在手がけている教育分野の規制改革に反映させる。

 募集期間は9月12日まで。詳しい要領は同会議のHP(http://www8.cao.go.jp/kisei−kaikaku/)に掲載されている。【木下訓明】

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