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2008年08月10日(日) 22時02分

「近道だから」と線路歩く 急停止の運転手と口論、無職男逮捕産経新聞

 線路を歩いたとして、埼玉県警大宮東署は10日、鉄道営業法違反(立ち入り)の現行犯で、同県上尾市愛宕の無職の男(39)を逮捕した。「友人宅に行く近道だから通った」と供述している。

 調べでは、男は10日午後4時55分ごろ、さいたま市見沼区の東武鉄道野田線七里−岩槻駅間の線路内に、踏み切りから侵入し、約300メートルにわたって歩いた。

 線路の脇を歩く男を発見し、大宮駅発柏駅行き普通電車(6両編成)が急停止。男は「危なくないじゃないか」と運転手と口論になったが、通報で駆けつけた県警自動車警ら隊員に取り押さえられた。

 電車は約400人が乗車。けが人はなかったが、約10分間の遅れが出た。

 現場は住宅街で、線路は高さ約1・6メートルの鉄条網のさくで囲まれていた。

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