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2008年08月09日(土) 08時08分

戦闘即時停止と対話促す=ロシア、グルジア双方に−政府時事通信

 福田康夫首相は9日午後、長崎市内で行った記者会見で、南オセチア自治州をめぐるロシアとグルジアの武力衝突が激化していることについて「大変憂慮している。事態が悪化することのないように、すべての当事者が自制して和平協議のテーブルに着くことが必要だ」と述べ、双方に武力行使の即時停止と、対話による早期の事態収拾を求めた。
 これに先立ち、外務省も同日午前、武力衝突に「深刻な懸念と憂慮を表明する」とした高村正彦外相談話を発表。「グルジアの領土一体性が尊重されることを期待する」として同自治州の独立は支持できないとの立場を示した上、当事者間の対話による解決を促した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000053-jij-pol