2008年08月09日(土) 01時25分
感慨深げなIOC会長〔五輪・開会式〕(時事通信)
国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長にとっても、感慨深い開会式になったはずだ。自身が新会長に選出された2001年7月の総会で決定した北京五輪。中国が内包するさまざまな問題に直面しながら、IOCのトップとして中国での五輪開催意義を強調してきた。開会式のスピーチで、「祝賀北京(おめでとう、北京)」と中国語で語ると、大歓声を浴びた。
大会スローガンの「一つの世界、一つの夢」を引き合いに出し、「四川省が悲劇的な大地震に見舞われた際には悲嘆にくれたが、われわれは大きな勇気と結束で前に進んだ。この五輪は歓喜と希望、誇りをもたらす」と一体感をアピール。選手に対しては反ドーピング(禁止薬物使用)の姿勢を改めて伝え、大会の成功を祈願した。(北京時事)
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