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2008年08月07日(木) 12時00分

格式ある「電報」を活用して、一目置かれるオトコを目指せ!R25

先日ちょっとした祝い事があって、ネットで祝電を手配した。メール全盛の昨今、なかなか利用機会のない電報だが、あらためて調べてみるとじつに多種多様な商品が揃っていて驚かされる。

たとえば、電報がぬいぐるみとセットで届くタイプはわりと有名で、出産祝いなどの用途に喜ばれている。ネット上で見つけた『ぴよぴよVOICE』という商品などは、セットの人形に生まれたばかりの赤ちゃんの声を20秒分録音でき、一生の記念として残せる気の利いたもの。

そもそも電報といえば、メールの存在しなかった時代の緊急連絡手段という印象が強い。しかし、昨今のバリエーションを見ていると、祝電や弔電以外にも充分に使いでがありそうな気がする。

折しも今夏には、KDDIグループが国内の電報事業に参入、これまで市場の9割を握っていたNTTを追走すると報じられたばかり。電報は今でも約600億円の市場規模を維持しており、ビジネスとして立派に参入価値ありというわけだ。

ならば僕らも、ここらで電報というツールを見直してみたい。もしかすると、ぐっと男を上げるスマートな活用法が見つかるかも!

そこで、前出の『ぴよぴよVOICE』ほか、ネットで申し込める電報サービスを展開するヒューモニーの長谷川博之社長に、利用のコツを聞いてみた。

「電報という形態にあまりとらわれず、日ごろのメール感覚で自由な本音のメッセージを書くのがよいでしょう。電報にはもともと格式高いイメージがありますから、内容はむしろ柔らかい方がほど良いイメージに調和すると思います」(長谷川社長)

なるほど。確かに、いつもの自然な文章で綴る方が小慣れている印象を与え、スマートかもしれない。

このほか、R25世代にはこんな活用のヒントも。

「たとえば大切な取引先との商談のあと、『本日は貴重なお時間をいただき…』といったお礼のメッセージを電報で送るとどこか格式があって、とくに年輩の方に喜ばれるのではないでしょうか。逆に、何か失態を犯した際には対面で詫びたあと、あらためて詫び状を電報で送るというのも、受け手にとっても珍しいケースで評価を上げられるかもしれません」(同)

つまるところ、電報という形態が持つ“格式”を、プラスαとしてどう生かすかが腕の見せ所。

これはプライベートにも生かせるはず。ケンカ中の彼女へのお詫び、あるいはプロポーズの言葉を花束付きの電報で…なんて、ちょっと気取り過ぎでしょうか?
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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