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2008年08月05日(火) 00時08分

阪和銀副頭取射殺、時効=情報乏しく−和歌山時事通信

 旧阪和銀行(解散)副頭取の小山友三郎さん=当時(62)=が1993年、和歌山市内の自宅前で射殺された事件は5日午前零時、殺人罪の公訴時効(15年)を迎えた。
 事件はバブル経済崩壊直後に発生、小山さんは不良債権回収の責任者だった。和歌山県警は、当時銀行業界で頻発していた融資打ち切りなどをめぐるトラブルが背景にあるとの見方を強め、延べ9万人を投入して捜査。しかし物証が乏しい上、有力な情報も得られず、容疑者の特定には至らなかった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080805-00000003-jij-soci