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2008年08月05日(火) 15時14分

たくさんブランド名を並べるあざといヤフオク出品に一言ツカサネット新聞

記事の見出しやキャプションは難しい。文字数の制限がある時には尚更である。

アメリカではぴりっと気の利いた見出しを専門に書くコピーエディターという職業の人がいるぐらいである。

見出しで思い出すのは「ローマの休日」である。新聞記者のグレゴリー・ペックがカメラマンのエディ・アルバートと、王妃の隠し撮り写真を見ながら嬉々として見出しのアイデアを出し合うシーンがある。王妃の髪をばっさり切ったバーバーとダンスをする写真は「バーバー・カッツ・イン(理髪師が切って=割って入る)」。大スクープ写真となるはずだったそれらの写真も記事も遂に日の目を見る事はなかった。

と、ここまでが前書きで、ここからが本文なのだが、見出しやキャプションを考えるのは難しくも楽しい作業でもあるのだが、最近のヤフオクの出品物の見出しに当るタイトルのひどさは目を覆うばかりだ。どんな品物なのかさっぱり想像が付かない。検索に引っかかるようブランド名をズラズラと書き連ねただけなのだから。こういう手法は前からあったけれど、ここまでひどくはなかったと思う。

実際にあったタイトルをちょっと変えて例を挙げてみると、

マークジェイコブス(品名)/ギャルソンマルジェラング
トリココムデギャルソン(品名)sacaitogaarchi
zucca//ツモリチサトメルシーボークーネネットtogaarchi
自由区(品名)23区ICBアンタイトル組曲

一体どのブランドなのか、知っている物と知らない物があり、こちらは混乱するばかり。

ファッションのカテゴリーには有名ブランド名があいうえお順に並んでいて、出品する商品がプラダならプラダを選んで出品できるのだが、上記のような例では、散々ブランド名を並べておきながら選んだブランド名は全く別物というケースもあった。

工夫を凝らし、入札者がよくわかるようにしてくれてもいいのではないかと思う。ヤフオクでは出品者が「十分に説明しない」場合は出品違反に当るとして、奇特な誰かからの指摘があれば出品者に通達を出す。ブランド名だけで商品の説明がないのもこれに当りそうな気がする。それに、実際のブランド名だけでなく、似たようなブランドをズラズラと並べて注目を惹こうというのはあまりにもあざとすぎるのではないだろうか。

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(記者:南 五月)

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