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2008年08月05日(火) 18時21分

再送:五輪=女子マラソンで連覇ねらう野口、男子ハンマー室伏も調子上向きロイター

 [北京 5日 ロイター] 北京五輪の陸上競技では、17日に連覇をねらう女子マラソンの野口みずきが出場するほか、室伏広治が出場する男子ハンマー投げ決勝(予選は15日)があり注目だ。為末大や末續慎吾など短距離陣の活躍も見逃せない。
 大会中盤の15日から閉会式の24日まで行われる陸上で、最も金メダルに近いとみられているのが女子マラソンの野口みずきだ。アテネを制し真夏のレースの実績はもちろん、ケガなどを乗り越え調子を上げている。キャサリン・ヌデレバ(ケニア)や周春秀(中国)など強敵は多いが、ウエートトレーニングで鍛えた筋肉が可能にした長いストライドは150センチ、40キロの小さな身体を強く早く前に運ぶ。また暑く湿った北京の夏に土佐礼子の粘りは強みだ。中村友梨香の若い力の爆発も期待されている。
 男子ハンマー投げの室伏広治は6月の日本選手権で80メートル98で14連勝をかざるなど調子は上昇基調にある。アテネではいったん銀メダルとなりながら、優勝者がドーピング検査に関して失格となり繰上げの金メダルとなった。今度こそフィールドで表彰台の一番上に立ちたい。
 為末大は6月末の日本選手権で400メートルハードルで復活の優勝を果たし調子は上向き。同大会200メートルで3位と沈んだ末續慎吾は五輪の大舞台で復活を期す。
 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)
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