記事登録
2008年08月02日(土) 18時25分

<北京五輪>四川省で3日から聖火リレー 復興アピール毎日新聞

 【成都(中国四川省)大塚卓也】北京五輪の聖火リレーが3〜5日、5月の大地震で被災した四川省で行われる。当初は6月の予定だったが、震災で日程や経路が変更された。リレーには地震で倒壊した学校の関係者や救援活動に尽力した人民解放軍兵士ら29人が「英雄」として参加、復興をアピールする。

 リレーは3日朝、四川省広安市にある元最高指導者の故・トウ小平氏の生家跡を出発、省都・成都までの計28キロを回る。被害の大きかった地域でのリレーは中止されたが、綿陽、広漢両市では被災者を励ますため聖火が特別に展示される。

 聖火リレーはこのあと6日に最終地の北京に入り、8日の開会式を迎える。

【関連ニュース】
中国:五輪開幕日に国際空港を4時間封鎖へ 警備強化
仏大統領:貿易拡大など実利面判断…五輪開会式出席の背景
仏大統領:北京五輪開会式に出席 胡主席と会談し表明
「政治」にゆれるオリンピック/1 北京大会で開会式ボイコットの動き
「中国五輪」開幕前夜:/3 人権政策批判とIOC

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000049-mai-cn