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2008年08月01日(金) 00時05分

教委が携帯トラブルの対処法中国新聞

 広島県教委は、携帯電話やインターネットをめぐるトラブルへの対応マニュアルをまとめた。ネットを介した犯罪や、メールを使ったいじめなどによる児童、生徒の被害を防ぐのが狙い。学校や保護者に配布し、適切な対応を促す。

 A4判の35ページ。「ネットの掲示板に誹謗(ひぼう)中傷が書き込まれた」「チェーンメールが届いた」など18事例を挙げ、指導のポイントやトラブル発生時の相談窓口や対処法を示している。

 「友人からの携帯メールが頻繁に届き、食事や入浴中にも返信している」との事例では、「メールは都合が良い時に送受信すればよい」などのルールの指導を徹底するよう助言している。

 情報通信技術に不慣れな教職員や保護者にも分かりやすいよう、最新用語や略語の解説のほか、関係法令の概要も盛り込んでいる。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808010016.html