2008年07月31日(木) 19時07分

日本洋書販売が自己破産申請、ネット販売などに押され低迷（読売新聞）

　民間信用調査会社の帝国データバンクは３１日、洋書輸入販売会社の日本洋書販売（東京都港区）が東京地裁に自己破産を申請したと発表した。

　負債額は約６５億円。グループ会社で青山ブックセンターなどの書店を運営する洋販ブックサービス（東京都港区）は同日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。

　負債額は約５４億円。

　日本洋書販売は、米週刊誌タイムやニューズウィーク、ハリーポッターシリーズなどの洋書を取り扱う業界大手で、１９９２年９月期の売上高は約９６億３８００万円だった。

　しかし、買収戦略などに伴う借り入れ負担が増大したほか、インターネット販売などに押されて販売も低迷し、０７年１１月期には税引き後利益が赤字に転落していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000048-yom-soci