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2008年07月31日(木) 00時00分

街の神社に今年もアオバズク中国新聞

 山口市内の神社に、今年も渡り鳥のアオバズクが飛来した。境内で「ホーホー、ホーホー」と鳴き、近くの住民に存在をアピールしているようだ。

 アオバズクはフクロウの仲間で、体長約30センチの小型猛きん類。県では準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。5月中旬ごろ、東南アジアから日本に渡り、夏場に子育てをする。この神社では8年前から、毎年初夏に飛来するようになった。山口市阿知須の県立きらら浜自然観察公園のチーフレンジャー原田量介さん(53)は「本来は山林に生息している。街灯に寄ってくるガなどの昆虫類を狙って、危険な市街地に生息するようになった」とみる。

【写真説明】境内の木に止まり、黄色い丸い目で周囲を見渡すアオバズク

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807310037.html