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2008年07月31日(木) 12時15分

交通量、10%追加制限準備…北京の大気汚染で緊急対策スポーツ報知

 31日付の中国紙、北京青年報によると、北京市などは30日、北京五輪期間中に大気汚染が深刻な場合は市内の車両の交通量をさらに10%規制する新たな緊急対策を発表した。

 既に交通量を半減させるため、7月20日から車両のナンバープレートが偶数か奇数かよって1日置きに走行を禁じる規制を実施中。緊急措置は、48時間以内に汚染の指標としている浮遊粒子状物質などが基準値を超えると予測された場合、プレートの末尾の数字が日付の末尾の数字と一致する車両の走行を規制する。例えば8月8日に緊急対策を実施する場合、プレートの末尾が8の車が規制対象。緊急対策を取ると一般車両の交通量は合計60%減となる計算。

 また北京市などは化学工場など汚染源となる企業に対し操業停止措置を取っているが、停止対象を家具製造工場などまで拡大する措置も取る。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080731-OHT1T00225.htm