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2008年07月31日(木) 08時01分

借金のカタに14歳少年をホストで働かせるスポーツ報知

 岐阜県警北方署は30日、14歳の少年をホストクラブで働かせたとして児童福祉法違反容疑で、岐阜市のホストクラブ経営・白橋隆寛容疑者(29)を逮捕。また、この少年にみだらな行為をさせたとして同法違反容疑で、クラブの客で岐阜県瑞穂市の飲食店パート従業員・冨田清美容疑者(36)を、同日までに逮捕した。

 冨田容疑者は白橋容疑者が経営するホストクラブの常連客。店に借金があり、ホストを紹介すれば手数料として返済に充てると持ちかけられ、昨年8月ごろ、娘の友人で知り合いだった当時中学3年生だった高校1年の少年(15)を勧誘、クラブで働かせたという。

 さらに、冨田容疑者は少年がホストになって1か月経過した昨年9月下旬ごろ、岐阜市のホテルで、自分相手にみだらな行為をさせた。数回にわたってホテルで関係を持ったといい、少年からの相談を受けた両親が同署に届けて発覚。冨田容疑者は容疑を認めている。

 当時15歳未満の少年をホストとして酒席で接客させた白橋容疑者は「覚えがない」と否認している。捜査関係者は「これまで、このホストクラブを摘発したことはなかったが、冨田容疑者のみだらな行為が突破口になった」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000061-sph-soci