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2008年07月31日(木) 00時00分

床下工事で詐欺の組員逮捕中国新聞

 消費者センター職員を装い、床下リフォーム代金の返金を持ちかけ現金をだまし取っていたなどとして、広島県警捜査四課と呉署は30日、広島市中区西平塚町、指定暴力団共政会沖本組組員正寿和成(27)、西区大芝3丁目、無職小松直之(35)ら3容疑者を詐欺などの疑いで逮捕、西平塚町、同組組員岩城知隆被告(27)=傷害などの罪で起訴=ら4人を詐欺などの疑いで再逮捕し中区の沖本組事務所などを家宅捜索した。

 調べでは、7人は共謀。昨年8月25日午後3時半ごろ、広島市中区の無職女性(87)方に電話をかけ「消費者センターの者です。以前、床下工事をして法外な代金を支払われたと思いますが、だまされた代金のいくらかが返ってきます」とうそを言って訪問。長男(64)に「取り戻した代金を振り込むため、通帳とキャッシュカードを預けてください」と告げそれらをだまし取り、近くの現金自動預払機(ATM)で約50万円を引き出すなどした疑い。正寿、岩城、小松の3容疑者は否認しているという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807310017.html