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2008年07月31日(木) 11時44分

空自機、初の中国入り=首相五輪出席で確認訓練−北京〔五輪・開会式〕時事通信

 【北京31日時事】北京五輪開会式に出席する福田康夫首相の北京入りの事前確認訓練のため、航空自衛隊のU4多用途支援機が31日午前、北京空港に到着した。政府専用機以外の自衛隊機が中国の空港に着陸したのは初めて。
 福田首相の訪中には今回、小型のU4機が使われる予定で、訓練は飛行経路や航空管制、駐機要領などを確認するのが目的。
 5月の四川大地震では被災者支援に空自の輸送機派遣が検討されたが、見送られた。
 6月24日には日中防衛交流の一環で、海上自衛隊の護衛艦が初めて、中国広東省の湛江港に寄港。中国国内には艦艇受け入れに反対論もあったが、未来志向の両国関係構築を掲げる胡錦濤政権の強い意向が反映され、中国紙での批判的な論調はなかった。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000054-jij-spo