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2008年07月30日(水) 18時53分

開会式マスゲームで秒読み…韓国でリハーサル場面放送スポーツ報知

 韓国SBSテレビは29日、北京五輪のメーン会場、国家体育場(愛称「鳥の巣」)での開会式のリハーサルを撮影したとする“特ダネ”映像を放送、数千人が参加するマスゲームで開会までの残り時間を描き、秒読みをする様子などを伝えた。

 開会式の演出は極秘とされており、式典前にリハーサル映像が外部に出ることは極めて異例。SBSは撮影の経緯は放送で触れていない。

 映像では、競技場のフィールド上に巨大な絵巻が開かれ、その上に「地球」が現れる。周囲では中国の歴史を再現した演舞や演奏が行われたり、京劇風の衣装を着た人々が宙を飛び交ったりしていた。

 観客スタンドの屋根には、海中を泳ぐ巨大なクジラがレーザー光線で映し出された。

 聖火の点火場面は撮影されなかったが、スタンドの屋根の上に最近設置された聖火台とみられる構造物が見えた。

 開会式は中国人映画監督張芸謀氏が総監督を務め、1年半以上をかけて準備してきた。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080730-OHT1T00244.htm