記事登録
2008年07月30日(水) 12時58分

痴漢でっち上げ共犯女に懲役4年求刑 大阪地裁産経新聞

 大阪市営地下鉄の電車内で今年2月、会社員の男性が痴漢にでっち上げられた事件で、虚偽告訴などの罪に問われた無職、阪田真紀子被告(31)の論告求刑公判が30日、大阪地裁(樋口裕晃裁判官)で開かれ、検察側は「正当な痴漢の被害申告を妨げ、勇気ある目撃者の証言を萎縮(いしゆく)させるなど社会に与えた影響は大きい」として懲役4年を求刑、弁護側が執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は8月8日。
 起訴状によると、阪田被告は元甲南大生の蒔田文幸被告(24)=同罪などで公判中=と共謀し、2月1日午後8時50分ごろ、地下鉄御堂筋線天王寺駅の直前の電車内で会社員の男性から痴漢にあったように装い、同駅駅長室で男性を痴漢の犯人として警察官に虚偽申告するなどした。

【関連記事】
【痴漢でっち上げ共犯女求刑】(1)「体を売ろうかと提案」「ツーショットチャットを教えた…」
【痴漢でっち上げ共犯女求刑】(2)「痴漢が一番熱いと言われ」「精神状態が…」
【痴漢でっち上げ共犯女公判】(3)「ターゲット決めたのは私」「示談金は1万や2万円ではないと…」
【法廷ライブ】痴漢でっち上げ共犯女初公判「彼の心を引き止めたくて、盗みも」
【法廷ライブ】痴漢でっち上げ共犯女初公判「被害者の驚きの顔忘れられず」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080730-00000935-san-soci