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2008年07月30日(水) 12時41分

痴漢虚偽申告で懲役4年求刑=元大学生と共謀の女−大阪地裁時事通信

 地下鉄の車内で痴漢に遭ったとうその申告をしたとして、虚偽告訴罪などに問われた無職阪田真紀子被告(31)の論告求刑公判が30日、大阪地裁(樋口裕晃裁判官)で開かれ、検察側は「何の落ち度もない男性を痴漢にでっちあげ、極めて悪質」として懲役4年を求刑した。
 弁護側は「深く反省し、示談も成立している」として執行猶予付き判決を求め結審した。判決は8月8日。
 検察側は論告で「計画的、巧妙な犯行」と指摘。「多くの男性に、犯人に仕立て上げられるのではとの不安を与え、女性にも被害を信用してもらえないと思わせるなど社会的影響は大きい」とした。
 阪田被告は最終意見陳述で「(今後の)判決を受け止め、心から反省し更生したい」と述べた。 

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