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2008年07月30日(水) 16時12分

「じぶん銀行」って使えるのかな?さっそく登録してみたツカサネット新聞

7月17日、KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同設立した「じぶん銀行」が、個人向けサービスを開始した。

私の携帯電話はauで、au oneのトップ画面に「じぶん銀行誕生」と書かれていたので、新しい物好きの私は、さっそく登録してみた。

au oneのトップの「じぶん銀行誕生」をクリックすると、「au one バンキング」のページへジャンプする。メニューに「口座開設はこちらへ」があったので、そこをクリックし、口座開設の手続きを進めた。いくら携帯専業の銀行だからといって、本人確認は必要書類を郵送しなければならないのでは思っていたが、なんと、すべて携帯電話で済ませるというのだ。

「クイック口座開設」というのがあり、auの携帯電話で利用できる「じぶん通帳」アプリを使って口座を開設するのだ。これを使えば、煩雑な本人確認の作業の手間を省くことができる。当然、利用してみた。

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本人確認の書類は「運転免許証」のみで、携帯電話に付いているカメラを使う。運転免許証の表面と裏面をアプリのガイドに従って撮影するのだが、表面の撮影には苦労した。名前や住所は当然だが写真もピンボケなしで撮影しなければならない。撮り直しを何度か行い、そのまま送信した。じぶん銀行側で確認後、画像が鮮明でない場合は、再度、撮影することとなる。

ということで、現在、口座開設に関する登録を終えたところで、じぶん銀行からキャッシュカードが届いた時点で利用することができる。

7月17日付けImpress Watchによると、今回のサービス開始に合わせてゆうちょ銀行やセブン銀行のATM利用提携といったサービスも発表されている。私はセブン銀行も利用しているので、ATMの利用には困らないだろう。

じぶん銀行は、auだけではなく、他社の携帯電話でも利用できるし、パソコン、音声通話の3つのチャネルのみでのサービスが行われる。auの携帯電話では、「auオークション」「auショッピングモール」の決済がじぶん銀行で行える。EZ web向けアプリ「じぶん通帳」を利用 し、auのおサイフケータイで利用するEdyにチャージを行うことも可能になっている。

これまでEdyを利用する場合、チャージするまでの入金手続きが面倒だったが、じぶん銀行のサービスで簡単にチャージすることができるのはありがたい。

今回のじぶん銀行のサービス開始で、今後、おサイフケータイを利用することが多くなりそうだが、なんか無駄遣いも増えそうな気がする。

まずは、どのくらい便利になるのか、じぶん銀行を利用してみることとする。利用状況は後日報告ということで…。


参考:
「じぶん銀行」サービス開始、提携サービスも発表(ケータイWatch 2008/07/17 13:16)




(記者:冴羽涼)

■写真
写真撮影:冴羽涼記者

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