2008年07月30日(水) 11時44分
安くてボリューム満点、渋谷のランチ(オーマイニュース)
渋谷(東京都渋谷区)で働く人にとって関心事のひとつはランチの場所である。
高層ビルばかりのオフィス街とは異なり、渋谷には個性的な料理屋が軒を連ね、道を歩きながら店を選ぶ楽しみがある。但し、ネックは値段である。
1食1000円を超える店も少なくない。さすがに毎日となると、懐の面では以前のオフィスに存在した社員食堂が恋しくなる。
本記事では値段が比較的安く、ボリュームのある定食を提供する店を紹介する。店名は「居酒屋千両」(渋谷区道元坂)である。京王井の頭線渋谷駅を出て、南に1ブロック歩いた角地にある。この1ブロック歩くまでにも色々な店があるため、相対的に営業上不利な位置にあるが、それを跳ねのけるだけの魅力はある。
居酒屋千両は、その名の通り、夜は居酒屋である。毎朝市場から直送した新鮮な豚肉を使用したという、もつ焼き・もつ煮込みが自慢のメニューである。
一方、ランチタイムには廉価な定食を提供する。価格は680円、750円、780円と3段階に分かれ、それぞれの価格帯で複数の定食が用意されている。例えば串カツ定食やコロッケ定食などは680円で、豚肉生姜焼き定食や肉野菜炒め定食が750円である。
千両では1階がカウンター席、2階がテーブル席となっている。テーブル席は、ゆったりしており、落ち着いて食事ができる。記者が初めて千両に行ったきっかけは、昼食時に店の前を歩いた際、入口に出ていた店員から「2階席が空いています」と声をかけられたことであった。
記者は2008年7月24日の昼食時にコロッケ定食を注文した。円形のコロッケはボリュームがあり、揚げたての衣はサクサクしていた。キャベツにはマヨネーズを少し付して食べる。よくキャベツに大量のソースをかける人がいるが、ここはキャベツの素材を味わいたい。リーズナブルな値段で満腹になったランチであった。
(記者:林田 力)
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