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2008年07月30日(水) 13時50分

<未公開株詐欺>投資会社社長に懲役7年 名古屋地裁判決毎日新聞

 投資顧問会社「ワールドインベストメント」(東京都中央区)による未公開株詐欺事件で、組織犯罪処罰法(組織的詐欺)などの罪に問われた同社社長、橋本誠一被告(60)に対し、名古屋地裁は30日、懲役7年(求刑・懲役8年)を言い渡した。伊藤納裁判長は「犯行の中心人物で刑事責任は極めて重い」と述べた。

 判決によると、橋本被告は同社トップの立場で部下らに指示し、上場予定のない採掘会社「ジャパン・レア・アーツ」など3社の未公開株を上場確実と偽って販売。05年8月〜06年2月に被害者57人から計1億5000万円をだまし取った。【式守克史】

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