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2008年07月30日(水) 14時03分

料理界を揺るがす 伝統VS進化の闘いCOURRiER Japon + hitomedia

著名なスペイン料理のシェフ、サンティ・サンタマリアが、添加物を多用する現在の料理界の傾向を強く批判する姿勢を近著で表明した。例えば、国際的な名声を博している同国のフェラン・アドリアの料理を「メディア向けのスペクタクル」と酷評。アドリアは、料理を分子レベルで化学的に考案することで知られているが、これらには多くの添加物が使われており、なかには人体に害になるものもあるという。
カタルーニャのシェフ協議会も「アドリアの料理はスペイン料理の魅力を危機に陥(おとしい)れかねない」という声明を発表。サンタマリアは、レストランのメニューには添加物に関する情報が一切記載されていない、という点も問題視している。

リベラシオン(フランス)より

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080730-00000000-cou-int