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2008年07月30日(水) 11時42分

牛肉輸入問題で揺れる韓国現地の声オーマイニュース

 6月18日より同20日まで韓国を訪問した。報道されている通り、かの地では、米国産牛肉輸入問題をめぐり国民が政府に対する不信感を募らせているようであった。

 多くの人がデモなどに参加している背景には、今回の牛肉問題を、国民世論を無視して独断で決めた大統領に対する不信感がまずは挙げられる。韓国内で乗ったタクシーの運転手も「みんな怒っている。特に大統領が自分だけで決めたことに対して」とコメントしていた。

 また、ネット上では、「米国産牛肉を食べて死にたくない」などの声が小学生など低年齢層からも多く挙がってきたこともある。さらにはKBSなどのマスコミ報道も不安をあおった。一方で、加熱気味な動きに対して「やり過ぎ」との声もあった。

(記者:野村 哲夫)

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