中国の通信社、中国新聞社によると、中国福建省福州市の公安局は２８日までに、路線バスに爆弾を仕掛けたと虚偽の電話をバス会社にかけたとして同省の男を拘束した。
江蘇省揚州市の公安局は先週、雲南省昆明市で起きたバス連続爆破事件に絡み虚偽の犯行声明を出し、さらにテロ予告した男を拘束。福州市の公安当局者は北京五輪を前に全国各地でうそのテロ情報が流れ、社会の安定が脅かされていると指摘した。
また香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターも２８日、五輪のセーリング会場となる山東省青島市で４月以降、テロの予告が少なくとも５回あり、うち１回は当局が発信者を突き止めて拘束したと伝えている。（共同）
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080729-OHT1T00043.htm