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2008年07月29日(火) 15時06分

証券会社サイト利用時間が4割減 株価低迷を反映ITmediaニュース

 ネットレイティングスが7月29日に発表した6月のネット利用動向調査(家庭からのアクセス)によると、証券会社のサイト利用時間がピーク時から約4割減っていることが分かった。低迷する株式市場を反映しているという。

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 6月の主な証券会社(9社)のサイトの総利用時間は約6.2億分。2006年1月(約10.6億分)をピークに減少傾向が続き、今年に入って低水準で推移している。

 同社によると、証券会社のサイトの利用時間は株式指数との相関が高く、株価の上昇局面では増加し、下降局面では減少する傾向がみられるという。

 同社の萩原雅之社長は「市場の動きとサイトの利用量が連動し、ネットの利用状況が市場動向を反映した指標となっていることを示した分かりやすい事例」とコメントしている。

 証券会社や外国為替証拠金取引(FX)専門会社のサイトで、月間利用時間が最長だったのはSBI証券(2億875万2000分)。2位の大和証券(7942万5000分)を大きく引き離しており、月間ユニークユーザーも唯一100万人を超えた。3位以下は外為ドットコム(6665万9000分)、ジョインベスト証券(5503万9000分)、野村証券(4508万2000分)と続く。

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