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2008年07月29日(火) 12時37分

ギャンブル性高いパチスロ機販売、商標法違反容疑で捜索読売新聞

 大当たりが出る確率を不正に操作できるIC(集積回路)を組み込んだギャンブル性が高いパチスロ機を製造、大手電機メーカー製を偽装して販売したとして、茨城、愛知、新潟、三重、沖縄の5県警の合同捜査本部は29日午前、商標法違反の疑いで、パチスロ機メーカー「ファースト」(東京都中央区)の家宅捜索を始めた。

 茨城県警などは同日中にも、同容疑で社長や社員らを逮捕する方針。

 捜索が行われているのは、本社や茨城県結城市にある製造工場など5か所。茨城県警の捜査幹部によると、社長らは法定の大当たり確率を上回ったり、下回ったりできるICを製造、これに大手電機メーカーの商標を印字し、自社のパチスロ機に組み込んで、茨城県内のパチスロ店に販売した疑いが持たれている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000024-yom-soci