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2008年07月29日(火) 11時16分

<商標法違反>パチスロ機メーカー捜索 茨城・愛知県警毎日新聞

 偽造IC(集積回路)を使ったパチスロ機を製造・販売したとして、茨城、愛知両県警などは29日、商標法違反容疑でパチスロ機製造会社「ファースト」の東京都中央区の本社と、茨城県結城市にある工場など5カ所を家宅捜索した。

 調べでは、同社社長らは共謀して、大手メーカー製を装ったICチップを偽造してパチスロ機を製造。販売業者を通じて茨城県内のパチスロ店に販売した疑いが持たれている。

 偽造ICチップを組み込んだパチスロ機は大当たりか大外れが出る確率が高く、通常の機械に比べてギャンブル性が高くなるように設定されていたらしい。

 両県警などは既に同容疑で社長ら8人の逮捕状を取っている。同社の広報担当は取材に「そういう事実はない」とチップ偽造を否定した。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000038-mai-soci