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2008年07月28日(月) 20時57分

<北京五輪>選手ら1750人が出席、健闘誓う 結団式毎日新聞

 北京五輪日本選手団の結団式と壮行会が28日、東京都内のホテルで選手・役員359人を含む約1750人が出席して行われ、五輪での健闘を誓い合った。日本オリンピック委員会(JOC)選手強化本部長の福田富昭・日本選手団団長は壮行会後、報道陣に「金メダル2けた以上、メダル総数は30個以上でアテネ五輪(37個)超えを目指す」と改めて目標を示した。

 福田団長は「どの競技も選手団の仕上がりがいい。疲れが本番で出ないようにしたい」と順調な調整ぶりを説明。東京・ナショナルトレーニングセンターで多くの競技の選手が合宿してきたことで「横のつながりも出てきた」とした。JOC選手強化副本部長の上村春樹・日本選手団総監督も「アテネの成績を定着させることが大事」と話した。

 壮行会後に会見した日本選手団主将の鈴木桂治(柔道男子)は「日本チームの勢いを柔道でつけたい。何が何でも勝つという気持ちを前面に出して戦いたい」と抱負を語り、日本選手団旗手の福原愛(卓球女子)は「13日から始まる競技に自分のすべてを出して、笑顔で日本に帰りたい」と誓った。【来住哲司】

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柔道部・富沢裕一君(15)=さいたま市立田島中3年 /埼玉

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080728-00000093-mai-spo