2008年07月28日(月) 20時16分

＜北京五輪＞日本選手団が結団式　鈴木選手が力強く決意（毎日新聞）

　来月８日開幕の北京五輪に臨む日本選手団の結団式と壮行会が２８日、東京都内のホテルで開かれた。選手団主将で柔道男子の鈴木桂治選手（平成管財）が「参加することを誇りに思い、栄光を勝ち取る決意を持ち、各国選手と友好を深め、世界平和に貢献することを誓います」と力強く決意を表明した。

　結団式には皇太子さまもご出席。「スポーツを通して世界各地の精鋭と競い合い、そして友好を深められることを希望します」と述べた。また、選手団旗が日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長から、福田富昭選手団長を経て、旗手を務める卓球女子代表の福原愛選手（ＡＮＡ）に渡された。続いて行われた壮行会では、福田康夫首相が「国民が応援していることを心に刻んで、ベストを尽くしてほしい」と激励した。

　日本選手団は、北京五輪で実施される２８競技のうち、出場権を獲得できなかったバスケットボールとハンドボールを除く２６競技に出場。前回の０４年アテネ五輪を上回り史上最多となる５７６人（選手３３９人、役員２３７人）を派遣する。【小坂大】

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