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2008年07月28日(月) 12時32分

<北京五輪>選手村は上々…食事「心配ない」毎日新聞

 【北京・堤浩一郎】27日午後に代表選手とともに北京入りした五輪日本選手団の上野広治・競泳監督は28日、北京五輪選手村の居住環境について「心配していたほどではなかった。問題はない」などと話した。

 競泳代表は、北京で競技を行う日本選手団の中で一番早く五輪選手村での生活を開始している。上野監督は選手村内のレストランで食事した印象として「米の炊き方もうまいし、みそ汁もある。油にも問題はない。日本から持ち込んだ食料が必要ないぐらいで、余ってしまいそう」と、明るい表情で話した。選手村の環境についても「部屋も広々としていて、想像していた以上にいい」と称賛した。

 選手らは28日朝、前夜に続いて会場となる国家水泳センターで練習。男子平泳ぎで2大会連続2冠を狙う北島康介(日本コカ・コーラ)らが連日でプールの感触を確かめたほか、27日は休養を取った04年アテネ五輪で女子八百メートル自由形金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)も、元気な姿を見せた。

 一方、28日午前に行われたオーストラリア選手団の会見でも、同国五輪委員会のピーター・モントゴメリー副会長が選手村の環境について「食事や施設の内容などはすばらしい。選手たちは、この選手村の生活を楽しむことができるだろう」などと語った。

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