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2008年07月27日(日) 08時00分

「勤務先社長に恥を」 スーパーで女性刺す産経新聞

 スーパーで女性(53)の胸をバタフライナイフで刺したとして、警視庁青梅署は26日、殺人未遂などの疑いで、東京都青梅市河辺町、シロアリ駆除会社社員、大越粒巧容疑者(22)を逮捕した。大越容疑者は「普段から社長に仕事で文句を言われ、(犯行を起こして)恥をかかせてやろうと思った」と供述。女性とは面識がなく、「誰でもいいから殺そうと思った」と話しているという。

 調べによると、大越容疑者は15日午後11時25分ごろ、同市のスーパー「西友河辺店」地下1階の食品売り場で、女性の胸など数カ所をバタフライナイフ(刃渡り10・4センチ)で刺し、重傷を負わせた疑い。

 女性は同店でのアルバイトを終えて買い物中だった。当時、周囲には客が数人いたが、けがはなかった。

 大越容疑者は犯行直後、ナイフを持ったまま交番に出頭。同日中に銃刀法違反(所持)の現行犯で逮捕されており、「ナイフは昨年12月ごろ、護身用に買った」と供述していた。

 大越容疑者は同日夕、仕事を終えて帰宅した後、犯行を決意し近所のコンビニに行ったが「人が多い」と断念。いったん自宅に戻り、スーパーに向かったという。


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