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2008年07月26日(土) 06時19分

「親の顔が見たくない」=事件前に連日外泊−八王子殺傷で菅野容疑者時事通信

 女性2人が死傷した東京都八王子市の京王八王子駅ビル殺傷事件で、会社員菅野昭一容疑者(33)が警視庁捜査1課と八王子署の調べに「親の顔が見たくなかった」と供述していることが26日、分かった。
 その一方で、親に依存する状況や供述もある上、父親の説明との矛盾も存在。捜査1課は詳しい状況を調べている。
 供述によると、同容疑者は事件約1週間前から同市内の旅館などに宿泊。「一人になりたかった。親の顔が見たくなかった」と説明した。
 前日の21日には自宅に戻ったと話したが、父親は取材に「家に一日いたが、帰ってきていない。小さな家だから気付くはずだ」と答えた。 

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